4.1.3 オブジェクトとプロパティの命名規約

我々は以前にも コンテキストとエングラーバ でいくつかのオブジェクト命名規約を見てきました。ここで参照のために、最も一般的なオブジェクトとプロパティをリストアップし、それに加えてそれらの命名規約と実際の名前の例を挙げます。何らかの大文字のアルファベットを表すために ‘A’ を使用し、いくつかの小文字のアルファベットを表すために ‘aaa’ を使用しています。他の文字は実際の命名でもそのまま使用されます。

オブジェクト/プロパティのタイプ

命名規約

コンテキスト

Aaaa や AaaaAaaaAaaa

Staff, GrandStaff

レイアウト オブジェクト

Aaaa や AaaaAaaaAaaa

Slur, NoteHead

エングラーバ

Aaaa_aaa_engraver

Clef_engraver, Note_heads_engraver

インタフェイス

aaa-aaa-interface

grob-interface, break-aligned-interface

コンテキスト プロパティ

aaa や aaaAaaaAaaa

alignAboveContext, skipBars

レイアウト オブジェクト プロパティ

aaa や aaa-aaa-aaa

direction, beam-thickness

これから見ていくのですが、タイプが異なるオブジェクトのプロパティは異なるコマンドによって変更されます。そのため、プロパティの名前からオブジェクトの種類を識別できるようになると役に立ちます。


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