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4.2.1 譜サイズを設定する
デフォルトの譜サイズは 20 ポイントに設定されています。これを変更するには 2 つの方法があります:
譜サイズをファイルの中にあるすべての楽譜
(正確には book
ブロックの中にあるすべての楽譜)
に設定するには、set-global-staff-size
を使用します。
#(set-global-staff-size 14)
これはグローバルなデフォルト サイズを譜の高さが 14pt になるよう設定し、それに応じてすべてのフォントを拡大/縮小します。
それぞれの楽譜に個別に譜サイズを設定するには、以下のようにします:
\score{ ... \layout{ #(layout-set-staff-size 15) } }
Feta フォントは 8 つのサイズの音楽シンボルを提供します。 各フォントは譜サイズに合わせて調整されます: 小さなサイズになるにつれて、相対的に太くなる譜線に対して釣り合いをとるために、太くなります。推奨されるフォント サイズを以下の表にリストアップします:
フォント名
譜の高さ (pt)
譜の高さ (mm)
用途
feta11
11.22
3.9
ポケット サイズの楽譜
feta13
12.60
4.4
feta14
14.14
5.0
feta16
15.87
5.6
feta18
17.82
6.3
歌集
feta20
20
7.0
標準パート譜
feta23
22.45
7.9
feta26
25.2
8.9
これらのフォントは任意のサイズで利用可能です。コンテキスト プロパティ fontSize
とレイアウト プロパティ staff-space
(
StaffSymbol の中にあります)
を使用することで、個々の譜に対してサイズを調整することができます。個々の譜のサイズはグローバル サイズとの相対値です。
参照
記譜法リファレンス: 記譜フォント サイズを選択する
コード断片集: Spacing
既知の問題と警告
layout-set-staff-size
は譜線の間隔を変更しません。
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